建築工事施工計画書 仕上工事編 組積工事更新 2016/08/15

ブロック工事加筆、レンガ工事加筆

煉瓦工事

4)施 工
(1)耐震性
無筋レンガ積みは、半枚積みでは10枚以下、1枚積みで20枚以下とし、倒壊時に危険のあるような場所には使用しない。

(2)モルタルの調合比
・れんが積み用は、一般に標準調合比の1:3とするが、作業性をよくするためと粘性を出すため1:2.5とすることもある。
・化粧目地を詰めることは少なく、押し目地仕上げとすることが多い。
・改めて詰める場合は、外装タイルの目地詰めに準ずる。

(3)レンガ積みの基本
a.れんが割り
ⅰ)れんが割りを図-5~図-6に示す。代表的なものはイギリス積みで、そのほか、オランダ、フランス、アメリカ、ドイツなどの積み方(目地の形式)がある。
ⅱ)れんが壁の厚みを表すのには、壁を構成するれんがの長さが単位として用いられる。この場合、小口の厚さで積んだ壁は半枚壁である。

以下省略