設備施工計画書 便器VP配管追加 2016/07/11

便器排水工事にVP配管追加、目次にハイパーリンクを付加

ⅱ)硬質塩化ビニル管(VU100)を接続する場合
①硬質塩化ビニル管の床立上げ寸法は床仕上り面と同一にする。
床仕上り面より上になると、床フランジが浮き上がって取付けることができない。また、排水管の切断面のかえり、切り粉などは取り除く。
②床フランジ取付け前に、必ず排水芯に合わせて便器の中心線を床にけがきする。(図2-2(a))
③床フランジの矢印を便器の中心線に合わせて仮付けし、床フランジ取付け穴の芯を出し、六角木ねじの下穴の処置をする。(図2-2(b))
④床フランジの差込み部外周に硬質塩化ビニル管用接着剤を塗り、硬質塩化ビニル管にいっぱいまで押込む。その際、必ず床フランジの矢印を便器の中心線に合わせる。(図2-2(c))
⑤六角木ねじ2本で床フランジを床に固定する。六角木ねじは、必ず垂直になるように取付ける。傾くと便器が取付けできないことがある。なお、六角木ねじ取付け部の捨て板部に根太などで補強すると、より確実に固定できる。(図2-2(d))
⑥便器にキャップ付木ねじ用の穴がある場合は便器を仮据えして、木ねじの位置をあたり、下穴の処置をする。
⑦床フランジのみぞにガスケットをセットする。便器側にセットすると納まりが悪くなり、十分なシールができない。
⑧便器排水口外周のごみや水分を取除き、便器を所定の位置に据え、ナットを締付けて固定する。なお、ナットを強く締めすぎて、便器を割らないよう注意する。

以下省略