安衛法改正により足場関係施工計画書および作業手順書を改定しました。2015/08/15

建築工事作業手順書(躯体工事編)および解体工事作業手順書

<改正のあらまし>
1 足場の組立てなどの作業の墜落防止措置を充実
・足場材の緊結などの作業を行うときは幅40cm以上の作業床を設置する。
・安全帯取付設備を設置し、労働者に安全帯を使用させる。

2 足場の組立てなどの作業に特別教育が必要
・足場の組立て、解体または変更の作業に特別教育が必要となる。

3 足場の組立てなどの後は注文者も点検が必要
・建設業の元請事業者等の注文者は、足場や作業構台の組立て、一部解体、変更後、
次の作業を開始する前に足場を点検・修理する。

4 足場の作業床に関する墜落防止措置を充実
・床材と建地との隙間は12cm未満とする。
・作業の必要上、足場や架設通路、作業構台から臨時に手すりなどを取り外す場合は、関係労働者以外の立入を禁止し、作業終了後は直ちに元に戻す。

5 鋼管足場(単管足場)に関する規定の見直し
・鋼管鋼管足場の建地の最高部から測って31mを超える部分の建地は、鋼管を2本組とすることとなっていたが、建地の下端に作用する設計荷重が最大使用荷重を超えないときは、その必要はなくなった。